自分の価値観を大切に
理想の仕事と聞いて一体何をイメージするだろうか。仕事の内容だろうか、収入だろうか、自分が成長できる仕事かどうかということだろうか。いずれにしても、理想の仕事を見つけるには、自分の価値観を含め、自分ってどんな人間なのだ?とういことを改めて考えてみることが大切だ。
では、どうやって自分を考えるのか。
まずは、過去に遡ろう。子どものころ何が好きだったか、友達が多い方だったか少ない方だったかを考えてみる。子どものころから大勢でわいわい楽しむのが好きだったのか、1人で読書をするとか少人数の友達のみと付き合う方が気楽だったのかによって、自分に向いている仕事が見えてくるのだ。
次に、どんな未来がいいのか考えてみてほしい。目標と言い換えてもいいだろう。この時、立派な未来や目標を掲げる必要はない。自分の気持ちに正直に、プライベートを優先したいから残業が少ない会社がいいなとか、特定分野の専門家になって自分を成長させていきたいとか、人と関わりたくないからマイペースに個人で仕事していきたいなとか、とにかく色々と書き出してみる。こうすることで、自分は安定を求めているのか、人間関係の楽さを求めているのか、収入が第一なのかということが見えてくるだろう。
人の持つ価値観はこれが正解ということはない。理想の仕事も、その人にとって理想的であればそれでいい。大企業に入るべきだとか専門的な仕事であるべきだとか、他人や世間の価値観にとらわれないよう、あくまでも自分の価値観をベースに、できることできないことを考えていけば理想に近い仕事を見つけることができるだろう。